望むべき時に、師は現る。

コウキの代名詞となる技、背負い投げ。

釣り手だろうが引き手だろうが、両襟だろうが右だろうが左だろうが、とにかく組めば技に入れる技。

最初にコウキに背負いを教えたのはカンタ。
そこから背負いの名手だった赤川が低い背負いを指導。

ただ、コウキには向いて無かった。カホが見よう見まねでコウキよりも速く、鋭く入れる様になってしまったため同じ入りを嫌う様になった。

何か新しいことは無いか、と模索するコウキの前に、今度は日大だった前濱が現れた。

釣り手を巻き込んで入る背負いを教わり、相手を投げれる様になった。

が、ここで両膝を取られる機会が増えた。

小学生は両膝は反則。立って入る必要が出て
きた。

桐蔭にいた関根が一本背負いを教えてくれて立ちで入れる様になったが、専修大学、木村が2本持つ柔道を徹底させた。

また背負いに入れなくなったコウキ。youtubeで立ち背負いを探した。そこで当時国士舘から筑波で活躍していた田嶋剛希選手にたどり着いた。

「凄い背負いを見つけた!」

と、動画を見せてくれたのを今でも覚えています。

youtubeの動画をスロー再生したり、コマ割りで解析したり色々なパターンを模索。

なんとなく投げれる様になったが何か違う。何が違うんだろう?と言っていたのが日曜日。

で、どういうわけか本日、その田嶋選手に直に教わる機会がありました。

コイツの運はなんなんだ笑

壁に当たるたびに新たな技術を持った師が現れている様な気がしてなりません。

嬉しそうに、アホみたいに二時間ぐらい打ち込みしていました。

また強くなるな。

努力は夢中には勝てない。楽しみながら成長していけるよう、頑張って働きます。


陽心会館

元、本派(正武館)陽心流柔術道場。今は柔道の道場として活動しています。 現在、当道場は女子が多く、中学生の男子が入門してくれたらいいなと思っています。 柔道、古流柔術会全体を盛り上げるべく、大学生や実業団選手など幅広い選手が来館してくれます。 世界に通用する柔道選手を育成するべく、柔道、レスリング、サンボ、柔術の全国大会経験者が指導、技術交流をはかっています。

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