親の介入が過剰過ぎるのでは?

タイトルの通りなのですが、本業で医療を行っていると最近よく感じることです。

例えば、スポーツをやっている子供が来院し、状態を聞きます。

そうすると、だいたい一緒に来た親が先に答えます。

幼稚園児ならばまだ分かるのですが、小学校高学年、ひどい場合高校生にすら親が付き添います。

そのまま大学、社会人と自分では何も出来なくなるような気がするのですが、今はこれが普通なんですかね?

自主自立させるために当道場は胴着を着ない親の介入をお断りしています。

本人が出来ないことに対して横槍を入れられないようにするためです。

私自身、競技をやったことがない人間からアレコレ言われるのが嫌いだと言うこともあり、自分の子供にも柔道に関しては何も言いません。

周り中にJAPANが沢山いるのに今更私レベルが何か言ったところで対した助言にならないですからね。

ただ、挨拶、提出物の期限、日常生活についてはガミガミ言います。

柔道をはじめとする武道、勉強もそうですが人間性を養うためのツールでしかありません。

柔道が強いから立派な人間なわけでも、勉強ができるから立派な人間なわけでもありません。

それらを生かし、いかに社会生活を送るか。

陽心会館では柔道だけではなく、立派な社会人になるために子供と共に日々成長しています。

まずは大人が手本になるよう、頑張りましょう。

陽心会館

元、本派(正武館)陽心流柔術道場。今は柔道の道場として活動しています。 現在、当道場は女子が多く、中学生の男子が入門してくれたらいいなと思っています。 柔道、古流柔術会全体を盛り上げるべく、大学生や実業団選手など幅広い選手が来館してくれます。 世界に通用する柔道選手を育成するべく、柔道、レスリング、サンボ、柔術の全国大会経験者が指導、技術交流をはかっています。

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