高校で埋もれないために基礎、基本を見直しましょう。
ヒロカズの推薦校巡りが来月から始まります。
各高校の方々、よろしくお願いします。
毎度ヒロカズの話題になると出てくることなのですが、ヒロカズは中学2年終わりまで全く勝てませんでした。
何故ならば、別に今勝てなくても良い、と少年柔道で勝てる指導をしなかったからです。
ヒロカズの担当指導員は織茂先生。彼もまた、大学3年まで勝てませんでした。
彼曰く、力ずくで奥襟を叩く柔道が大学では通用せず、一から基礎、基本である組手、体捌きを小学生に指導するとともに自身の柔道に取り込んだとのこと。
結果として昨年は講道館杯に出場するまでになりました。
ヒロカズに関しては元々身長に恵まれていたため、手足を生かして巻き込みや跳ね上げないケンケンをやらせれば勝てたのでしょうが…
ルールが全面的に解禁される高校に標準を合わせ、小学校、中学校で勝つための少年柔道ルールに適応させませんでした。
高校を境にルールがガラッと変わるのが柔道。
ですので、ひたすら基礎、基本である体捌きや組手、足技を徹底させました。
加えて寝技。ヒロカズが得意な寝技は引き込んでからの左右の三角締め、及び腕十字なのですが、中学まではどが付く反則なんですよね。
コウキの得意技も回転締め、立技においては膝つきの低空背負いが得意ですが、中学までは反則です。
どうせ高校から解禁されるので練習ではバンバン大人相手に入らせていますが、小学生、中学生では得意技を出さない状態で試合をさせてきました。将棋なら飛車角落ち、そりゃ中々勝てません。
それでも勝てるようになったのは地道なトレーニングにより体が出来上がり始め、組手で持たせず、先に持ち、足技で投げる基礎が出来上がってきたからでしょう。加えて変則技が生きてきました。
お陰で色々な高校から声をかけていただけるまでになりました。
目先の勝ちに拘らず、先を見据え、シニアで埋もれない選手を育成する。
高校で更に活躍するヒロカズを楽しみにしています。
まずは都大会。ルールの範囲内でヒロカズらしい柔道を期待しています。
コウキも体捌きは出来るぞ。今はまだ慌てる時期じゃ無い。コツコツやろうぜ。
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