少年柔道をやらせる気が無い
先日の試合後に「どういった指導を子供達にしていますか?」といった質問を頂きました。
前々から言っているのですが、武道なので自分の身を守ることができることが前提だと教えています。
それは相手が柔道であろうが、空手であろうが、畳の上であろうが、なかろうが、まず自分自身の命を守ることを前提に武道を教えています。
敬語も同様です。
武士がいた時代に、刀を持った人間に斬り殺されないための言葉遣いとして最初に身につけるべき護身術だと教えています。
つまり、我々陽心会館の武道は畳の上限定のものではなく、いつ、何があろうと身を守るためのものです。
正直、我々はルールがない方が得意です。
それを前提に柔道というルール内で戦えるように適応しているだけです。
ですので、タイトルの通り少年柔道を子供達にやらせるつもりはありません。
社会、世間において、子供、または大人から自分自身の身を守る術として武道を教えている。
転がす技では人は止まりません。
持ち上げ、跳ね上げ、叩きつける。
路上であれば一撃必殺の投げ技。
陽心会館ではこの必殺技に重点を置き稽古を行なっています。
結果として柔道の試合に技術が生きているだけです。
今の平和な時代に武道としての柔道を。
試合に勝つことも大事ですが、まずは自分自身の身を守るためしっかりと稽古をしましょう。
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