渡名喜ちゃん
早いもので、後一週間程度でオリンピックが始まりますね。
時期も時期で、コロナ禍、緊急事態宣言の中で無観客での開催となる東京オリンピックに賛否色々な声があるでしょう。
世論を見ているとなんとなくオリンピックを悪者にしているような気がするのですが、悪いのはコロナであってオリンピックでも、ましてや選手でもありません。
悪意の目が選手個人に決して向かないことを祈っています。
さて、前話が長くなりましたが7月24日土曜日に渡名喜選手の試合があります。
私が渡名喜選手と初めて会ったのが彼女が18才の時。大学に入学したばかりの頃だったと思います。
背は小さいのにやたらと大きく見える子で物凄くギラギラした子だったのを覚えています。
人見知りで最初は全く話さなかったのですがだんだんと慣れてきて色々話してくれるようになり、また当時柔術の道場だったウチにもよく遊びにきてくれるようになりました。
それからの付き合いで毎週、また大会前は必ず治療に来てくれるようになり自分自身も柔道に興味を持つようになりました。
陽心会館を柔道の道場にするきっかけを与えてくれたのも彼女でした。
どんどん強くなる渡名喜ちゃん。
その縁で52kg級志々目愛選手、57kg級芳田選手、63kg級津金(現、堀川)選手、同じく63kg級渡邊聖子選手、60kg級青木大選手と世界で活躍する柔道家とも知り合うことができました。
世界選手権で優勝する姿は私の息子、娘をはじめ門下生に柔道という競技で世界を目指すきっかけをくれました。
そして、私をグランドスラム、世界選手権に連れて行ってくれました。
今回のオリンピックは付いてはいけません。ですが気持ちはいつでも一緒に戦っているつもりです。
当日は渡名喜ちゃんの分の緊張は私がします。
死ぬこと以外の擦り傷は自分が必ず治します。
なので渡名喜ちゃんは渡名喜ちゃんらしく、マイペースに、目一杯楽しんできてください。
色々言う人もいるでしょうが、陽心会館一門は渡名喜風南を応援しています。
試合が終わったら、また餃子を食べましょう!
陽心会館館長 山田
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