左右両組
オリンピック柔道も本日で5日目になりました。
女子は渡名喜選手の銀メダルに始まり、男子は連日の金メダルに沸いている今回のオリンピックで実は私は日本人選手以外の柔道に着目していました。(当然、日本選手の応援はバッチリしました)
60kg級のスメトフ選手、90kg級のバントエンド選手を始めとする両組の選手です。
日本人選手はとにかく組み手が上手く、先に持ち、先に仕掛け、先に仕留める。自分の形を徹底した柔道を心がけているように思えます。
対して外国人選手は組み手の有利、不利をあの手この手で埋めようと右左両組であったり、釣り手しか持てないならそこから仕掛ける工夫をしていました。
日本柔道的にはあまり好ましくないのかもしれませんが、近年柔道を始めた自分も組勝てない事が多く、苦肉の策として左で担ぎ、右で払うスイッチ戦法を身につけました。
剣道にも稀に二刀流がいるように、これも一つの形として普及していくのではないでしょうか。
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