年始からおかしい。

2024年になりました。

本来なら新年挨拶から始めるのですが、1月1日に石川で地震。

本日は飛行機の炎上。

年始から災害や事故続きです。

また、世田谷一家殺人事件があったのも年末年始にかけてでした。

私の軍隊格闘の教官が言っていた言葉なのですが、人は三つの要因で自然死以外の死に至るそうです。

天災、病災、人災である、と教官は言いました。

天災はどんなに気をつけていてもどうにもなりません。

病災も同じく、どんなに気をつけていてもなる時はなる。

ただ、人災だけはある程度備えることができる。

何故、こんな事、と書いて事故と読みます。

普段から起こり得る人が起こすミスを想定し、もし起こるならばどう対処するか。

起こらない、は有り得ません。

普段、公の場所で人に怒鳴りつけている方をよく見かけますが、考えてみてください。

その相手がまともな人間だから、無事ですんでいるだけです。

相手に、自身を傷つける事が出来る技能が備わっていて、相手の我慢が限界を超えた時、人災が起こります。

互いに相、察し、敬意を払う。

柔道、空手道、剣道、多種多様な格闘技はありますが、自身の競技の考えに当て嵌めず、相手にも武器があることを忘れない。

最近、「道」とつく格闘技は命のやり取りをしなくなったせいか、それが欠けているように感じます。

本年も陽心会館は、まず自分の命を守る術を徹底して身につけましょう。

路上、社会で身を守れない武道に意味はない。理不尽な暴力であったり、イジメであったり、多種多様な要因から命を守るために武道は存在してきたはずです。

今年はコロナ騒ぎも無くなってきたので、久々に山岳訓練やサバイバル訓練も行う予定です。

畳水練にならないよう、ありとあらゆる場面を想定し、訓練に励みましょう。



陽心会館

元、本派(正武館)陽心流柔術道場。今は柔道の道場として活動しています。 現在、当道場は女子が多く、中学生の男子が入門してくれたらいいなと思っています。 柔道、古流柔術会全体を盛り上げるべく、大学生や実業団選手など幅広い選手が来館してくれます。 世界に通用する柔道選手を育成するべく、柔道、レスリング、サンボ、柔術の全国大会経験者が指導、技術交流をはかっています。

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