国際ルールと国内ルール。
選抜、お疲れ様でした。
60kg級で近藤君が優勝。
52kg級できすみんが準優勝。
81kg級で大祐先生が準優勝。
90kg級で田嶋さんが優勝。
みなさん、おめでとうございます。
さて、タイトルにも挙げたのですが久々に国内の試合を見ていて、国際大会とのあまりの違いに驚きました。
ヘッドダイブ、ディフェンスは取らず、寝技の攻防に関しては肩関節を極めての返し技が認められる、返し技の定義が疑問、と国際ルールとの違いに大分戸惑いました。
柔道はどこへ向かっているのでしょうか?
当会の関わりが深い選手は、オリンピックを目指して練習している方が多いです。
オリンピックは国際大会です。
ですので、国際大会の審判員の方の指導や反則の対策は結構みます。
返し技、ヘッドダイブにしても海外は厳しいです。
その厳しい大会で勝とうと思ったら、早い段階で国内ルールも海外を研究し、国際ルールに準じるジャッジをするべきではないでしょうか?
「国内の柔道は武道だから」と言われる方がいまだにいます。
我々も古流として、常在戦場をうたっています。
で、あるならば、武道なら酒を飲むな。
酒の席で、酩酊状態で戦える武道などない。
敵として、他流派とやり合わなくなったことにより、そんなことも忘れてしまったのか。
国際化に伴い、武道であるかどうかなどと言うくだらないこだわりなど捨てて、日本柔道一丸で海外に立ち向かわないとこのままでは勝てなくなると思います。
今一度、伝統に胡座を描くのではなく次のステージに向けて考える時期なのではないでしょうか。
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