考えない子が多いのか、考えさせないのか。

先日の3日、神奈川県立武道館で行われた関東大会予選の団体戦を見に行ってきました。


陽心会館からヒロカズが出場していたのと、神奈川県のレベルを一度見ておきたかったこともあり、コウキとともに観戦。


東海大相模が余裕の優勝でした。


後方で見ていたのですが、「相模相手じゃ勝てない」みたいなことを言っている親御さんが多かった。


神奈川は相模に勝てないと全国に出れない。


相模に勝てない=全国を狙ってない。ということになると思うのですが・・・


逆に言うならば相模しかいないんだから、相模対策をすれば何とかなるのでは?


陽心会館は東京都にあるため、足立学園、国士館、修徳、武蔵野中学と強豪校と連戦になります。


さらに春日柔道クラブなんかもいます。


対策や研究、また自分たちがどうやって対策されるか、など中学時代から割と考え、考えさせ工夫をしていきます。


結果、東京都の重量級でもそれなりに勝ち上がってきました。


団体戦、ヒロカズも相模相手に勝ちに行っていました。


怪我がなければもう少しいい試合ができたでしょう。


数をこなすだけでなく、下剋上を狙うならば効率を上げ、考える、考えさせる工夫をしなければならない。


何より、怪我をして練習できない時間を作るのが一番無駄だ。


陽心会館では高校以降が本番だと昔から話します。


少年柔道規定と高校柔道は別物です。


さらに言うならば、高校で全国に出ても大学では埋まります。


さらに大学で全国に出たレベルでは実業団には入れません。


今勝つことを優先するのではなく、三年先の稽古をし、先に行っても潰れない柔道を作りましょう。


とりあえず見た感じ、神奈川は取れる。


今年は狙うぞ、ヒロカズ。


追伸、凱ちゃん、ヨーロッパジュニア準優勝おめでとう。


また一緒に練習しましょう。

陽心会館

元、本派(正武館)陽心流柔術道場。今は柔道の道場として活動しています。 現在、当道場は女子が多く、中学生の男子が入門してくれたらいいなと思っています。 柔道、古流柔術会全体を盛り上げるべく、大学生や実業団選手など幅広い選手が来館してくれます。 世界に通用する柔道選手を育成するべく、柔道、レスリング、サンボ、柔術の全国大会経験者が指導、技術交流をはかっています。

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