日本人は意外と柔道を知らない?

最近、去年の国際大会の録画をよく見返す中で、「試合支配率」という謎の表示が…

サッカー解説者がそのまま柔道の解説してるんじゃないか、と疑うくらい謎な表現の仕方ですね。

おそらく、技を一見多くかけているから試合を支配している、と思われて言っているのでしょうが、武道には自分から技をしかける「先」、俗に
言うカウンターを狙う「後」をはじめ、先の先、先の後、後のetc…

と、まあ相手の出方によって技を出すタイミングが異なります。

笑ってしまうのが、外国の選手がかけ逃げ紛いの連続技を出し、日本人選手が捌いていたところ「今の猛攻は危なかったですよ」と、解説が話した直後の日本人選手の一本勝ち。

やってみろ、とは言いませんがもう少し勉強してもらいたいなと思います。

また、腰車や裏投げを出したときに言われるのですが「レスリング柔道」という単語をよく聞きます。

実際、講道館の技にあるのにレスリングとはまた面白いことを…

背負いや内股だけが柔道の技で、それ以外は別競技の技か何かだと思っている方が多いようです。

柔道にも、こんなに派手でかっこいい技があるんだぜ!とアピールしていくと、柔道人気ももう少しでると思うのですが…

今年いっぱいは試合がなくなりそうなので、見た人がやってみたい!と思えるようなかっこいい柔道目指して練習していきましょう。

ちなみに、私の得意技はフロントスープレックスです。紛れもないレスリングの技ですよ笑

陽心会館

元、本派(正武館)陽心流柔術道場。今は柔道の道場として活動しています。 現在、当道場は女子が多く、中学生の男子が入門してくれたらいいなと思っています。 柔道、古流柔術会全体を盛り上げるべく、大学生や実業団選手など幅広い選手が来館してくれます。 世界に通用する柔道選手を育成するべく、柔道、レスリング、サンボ、柔術の全国大会経験者が指導、技術交流をはかっています。

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